青あざ(太田母斑、後天性メラノサイトーシス)
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治療概要
先天性大田母斑は目周りから額、こめかみ、頬にかけて片側性にびまん性の青紫色の色調がある。
後天性メラノサイトーシスは頬にソバカスより少し大きめのパラパラとした褐色あるいは青紫色の色素斑がみられる。
肌症例
- 20歳以降に額・頬骨・鼻筋の両側にソバカスより少し大きな褐色~灰褐色調のシミが出現する。
- 通常知られている、先天性太田母斑は褐色~青色の片側性で生後1年以内に生ずることが多い。
治療方法
保険診療(レーザー治療)
Qスイッチアレキサンドライトレーザーで治療します。皮膚科専門医による保険診療です。
しみとりレーザー治療
- 治療概要
- Q-スイッチアレキサンドライトレーザーを使用し、異常な色素をもった細胞(しみ)のみを選択的に破壊する治療法です。青あざ(太田母斑)は保険診療で治療を行っています。
- 治療の特長
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- 「しみ」といってもさまざまな種類がありますが、皮膚科専門医の医師がしみとりレーザー治療に対応する「しみ」を診断し治療します。
- レーザー専用コンシーラー「NAVISIONスポッツカバー」でレーザー治療3日目から治療部位もメイクが可能です。
- 当院は一般保険診療も行っていますので、青あざ(太田母斑)は保険診療でレーザー治療を行っています。
- 治療時間
- 5~10分
- 治療回数(目安)
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- しみ:3ヶ月毎に約1-3回
- 青あざ:3ヶ月毎に約5回
- ほくろ:1ヶ月毎に約5回
- 治療の注意
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- 照射後,ヒリヒリとした痛みを感じますが次第におさまります。
- 照射後の経過:照射部位は次第に黒いかさぶたになり,1~2週間でかさぶたがとれ赤みのある皮膚になります。その後,1ヶ月を目処に炎症後の色素沈着で一時的に色が濃くなる事がありますが,その後2~3ヶ月にかけて薄くなって行きます。
- 一度でシミが取れない場合がありますので,その場合は再度照射が必要なことがあります。
- 照射後のお手入れ:照射後3日間はお渡しした軟膏をつけ,かさぶたがとれるまでは絆創膏、または専用コンシーラー(NAVISIONスポッツカバー:照射3日後から使用可能)で保護してください。
- かさぶたがとれたら色素沈着の予防のために美白剤を使用してください。遮光を心がけてください。
- ほくろの場合は、1ヶ月毎に約4-5回の照射が必要です。最初の数回はシミを照射した場合と異なり、照射後かさぶたが取れても、色調が残った状態です。
- 太田母斑(あざ)は、3ヶ月毎に、4-5回の照射が必要です。最初の1,2回目は、照射後一過性に色調が濃くなる可能性がありますが、通常の経過ですので、ご心配はいりません。
- ほくろ、しみはまた再発する可能性があります。
- 【治療後の通院】
治療後2週間後,1ヶ月後に経過観察のためご来院ください。
- 定価(税込)
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- 1ショット:1,320円(100ショットを超える分は1ショット660円)
- 例:直径1cmのしみ:15ショット程度で約20,000円前後、直径3mmのほくろ:2ショット程度で約2,640円。