顔の毛孔性苔癬の治療法|南青山皮膚科 スキンナビクリニック|表参道・南青山・港区・東京|皮膚科・美容皮膚科

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顔の毛孔性苔癬の治療法

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2020年6月02日

  • 毛孔性苔癬

小さい頃から毛孔性苔癬で悩んでいます。二の腕にもあるのですが、顔の左右頬の輪郭辺りにも広がっています。顔にも治療することは可能ですか?

理事長・院長 服部 英子

院長 服部英子

毛孔性苔癬はなかなか完治(全く症状がなくなり、その後再発しない)が難しい疾患の一つです。どこを治療のゴール、満足と考えているかで治療法が異なってきます。顔面にできるのは顔面毛包性紅斑黒皮症と言ってこちらも一種の毛孔性苔癬です。当院ではその旨をよくお話した上でどのような治療をしていくか相談しています。

保険診療でできる治療としては、角質を柔らかくする尿素軟膏などを塗り表面のざらつきをいくらか改善することはできますが、毛穴がぶつぶつし赤い状態まで改善するのは難しいところです。ステロイド剤を塗るとまだ尿素軟膏に比べれば効果はありますが、やめると症状は元に戻ります。しかし漫然とステロイド剤を外用すると今度は、ステロイド剤の影響による肌の変化も懸念しなければなりません。基本的に保険診療での治療は症状がなくなるのは難しく、ざらつき、赤みを治療しないよりは改善していくというイメージです。

保険外診療は毛孔性苔癬ピーリング(一部位8,700円、2週毎に8-10回)、脱毛レーザー(例:二の腕6回セット132,000円)を行っております。完治に近い状態を希望されるようでしたら脱毛レーザーをお勧めします。
毛孔性苔癬の保険治療は塗り薬での治療となります。保険3割負担ですと、初診時窓口負担は約1,000円です。別途薬局で薬代がかかります(薬局でかかる料金はこちらでは把握しておりません)。

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