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毛孔性苔癬治療
毛孔性苔癬は二の腕、肩、顔、背中、臀部、大腿などにブツブツとした丘疹ができる皮膚疾患です。思春期に発症することが多く、大人になるにつれて症状が軽くなることが多いです。
また、女性の方が男性よりも発症しやすいというデータもあります。触ると皮膚の表面がザラザラしている、赤みを帯びているなど、症状は様々です。ほとんどのケースで痛みやかゆみなどはなく、他人に感染することもなく、そのままにしていても重篤な状態にはなりませんが、肌を露出したときに目立つため、美容的な観点から治療を希望される方が増えています。
毛孔性苔癬の原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が関係していると考えられています。
両親が毛孔性苔癬を持っている場合、子供も発症する可能性が高い
肥満体型の方は発症しやすいと考えられている
乾燥肌やアトピー性皮膚炎の人も発症しやすいという報告がある
患部を清潔に保つことは重要ですが、洗いすぎたり擦ったりするのは控えましょう。ボディソープを泡立てて、泡でやさしく洗いましょう。
またボディスクラブで擦り洗いしたり、毛穴のブツブツをつぶしたりすることは細菌感染を起こしますのでやめましょう。
肌が乾燥すると毛孔性苔癬の症状が悪化する傾向があります。入浴後の保湿を心がけましょう。
患部はブツブツしてカミソリで剃りにくく、肌を傷つけ易いので、深剃りに注意してください。剃った後は必ず保湿ケアをしましょう。
毛孔性苔癬部位の毛が気になる方は、治療も兼ねて医療脱毛をおすすめします。
毛孔性苔癬の完全に治す治療法はありませんが、症状を緩和するための治療法やケア方法はあります。当院では患者様一人ひとりの毛孔性苔癬のお悩みに合わせた最適な治療プランをご提案します。
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