実際に症状を診ていませんので判断ができませんが、診療現場でヌカカに刺されて来院される方の症状は、林や池など草木がある場所に行ってからすぐには症状がでず数日（3,4日後が多い）してから皮膚の症状、かゆみがでて蚊に比べると明らかな刺されている数が多く治りが悪い（治療開始が遅くなるとしこりになる場合もあります）のが特徴です。

皮膚症状については蚊やトコジラミに比べると赤みが強く触るとしこりが強い傾向があるように思いますが、個々の方々のアレルギー反応の程度により同じ蚊にさされても熱感を持つくらい腫れる方もいらっしゃるので断定はできません。

いずれにしても、治療法については抗アレルギー剤の内服、ステロイド外用あるいはひどい時はステロイドの内服することもあります。